衛生管理者試験 要点まとめ

⚖️ 関係法令(有害業務)要点まとめ


1. 衛生管理者の選任

選任人数の早見表

労働者数衛生管理者専任衛生工学
50〜200人1人以上不要不要
201〜500人2人以上不要不要
501〜1,000人3人以上条件あり※1条件あり※2
1,001〜2,000人4人以上必要条件あり※2
2,001〜3,000人5人以上必要条件あり※2
3,001人〜6人以上必要条件あり※2

※1 専任:500人超+法定の有害業務(労基則第18条各号)に常時30人以上従事の場合 ※2 衛生工学衛生管理者:500人超+一定の有害業務(第1号,3号,4号,5号,9号)に30人以上従事の場合

覚え方:「選任は14日、巡視は毎週」

選任期限 → 14日以内 巡視頻度 → 毎週1回以上 産業医巡視 → 毎月1回以上(条件で2か月に1回に緩和可)

衛生工学衛生管理者の対象【⚠ 頻出ひっかけ】

含まれる含まれない
坑内労働❌ 深夜業
多量の高熱物体❌ 多量の低温物体(労基則第18条第3号→除外)
有害放射線❌ VDT作業
粉じん・特定化学物質❌ 重量物取扱い
鉛・有機溶剤

2. 作業主任者の選任根拠【⚠ 超頻出】

免許 vs 技能講習 vs 特別教育 の区別

【免許】が必要

  • エックス線作業主任者
  • ガンマ線透過写真撮影作業主任者

【技能講習】で選任

  • 特定化学物質及び四アルキル鉛等
  • 有機溶剤 / 鉛 / 石綿
  • 酸素欠乏危険作業

【特別教育】が必要

  • 酸素欠乏危険作業に従事する労働者
  • 石綿の解体等作業に従事する労働者
  • 粉じん作業(一定のもの)

【不要】作業主任者なし

  • 潜水作業 / チェーンソー作業

※ 潜水作業は作業主任者不要だが、従事者には潜水士免許が必要

  • セメント袋詰め / アーク溶接
  • 強烈な騒音の場所

3. 特定化学物質の3分類

第一類第二類第三類
製造の許可が必要作業主任者の選任等漏洩防止措置
ジクロルベンジジンベンゼン(特別有機溶剤)アンモニア
ベンジジン一酸化炭素
硫酸

特別管理物質のポイント

特別管理物質 = 発がん性等の慢性障害を引き起こす物質

保存期間:全部「30年」で統一!

  • 作業記録 → 30年
  • 作業環境測定結果 → 30年
  • 健康診断結果 → 30年

※通常の特定化学物質は3年・5年


4. 有機溶剤の色区分【⚠ 超頻出】

覚え方:「赤黄青で1→2→3」(信号と同じ順)

第一種 → 🔴 赤(最も有害) 第二種 → 🟡 黄 第三種 → 🔵 青(比較的低い)

有機溶剤の規制まとめ

項目頻度
作業環境測定6か月ごと
特殊健康診断6か月ごと
局所排気装置の自主検査1年ごと
自主検査記録の保存3年

5. 酸素欠乏症等防止規則【⚠ 頻出数値】

覚え方:「18と10」

酸素欠乏の定義 → 18%未満(❌ 16%ではない) 硫化水素の基準 → 10ppm以下

第一種 = 酸素欠乏のみ 第二種 = 酸素欠乏 + 硫化水素

酸素濃度と症状の関係

酸素濃度状態
21%通常の大気
18%ここから「酸素欠乏」の定義
16%頭痛、吐き気
12%めまい、筋力低下
10%意識不明
6%一呼吸で意識喪失→死亡の危険

6. 作業環境測定の頻度【⚠ 超頻出】

覚え方:「放射線だけ1か月、鉛だけ1年、あとは6か月」

頻度対象
1か月ごと放射性物質取扱作業室
6か月ごと(大多数)有機溶剤 / 特定化学物質 / 粉じん
1年ごと鉛業務
2か月ごと事務室の空気環境(CO・CO₂)
半月ごと坑内の気温

7. 特殊健康診断 vs 一般健康診断

項目特殊健康診断一般健康診断
頻度6か月ごと1年ごと
結果報告規模に関係なく全事業場50人以上のみ
結果保存(原則)5年5年
特別管理物質30年

8. 年少者の就業制限【⚠ ひっかけ注意】

制限あり(18歳未満は就業不可)制限なし
多量の高熱物体 / 著しく寒冷な場所❌ VDT作業 → 就業制限に含まれない!
強烈な騒音 / 超音波 / 有害放射線
有害粉じん / 有害ガス

9. 局所排気装置の自主検査

検査頻度 → 1年以内ごとに1回 記録保存 → 3年間

ダクトの設計原則:

  • 長さ → できるだけ短く
  • ベンド → できるだけ少なく

10. 頻出数値の一覧表

項目数値よくある誤答
酸素欠乏の定義18%未満❌ 16%未満
硫化水素の管理基準10ppm以下
衛生管理者の選任期限14日以内❌ 30日以内
衛生管理者の巡視毎週1回以上❌ 毎月1回
産業医の巡視毎月1回以上
特殊健康診断の頻度6か月ごと❌ 1年ごと
局所排気装置の自主検査1年ごと❌ 6か月ごと
自主検査記録の保存3年間❌ 5年間
特別管理物質の記録保存30年間❌ 5年間
放射線の作業環境測定1か月ごと❌ 6か月ごと
鉛業務の作業環境測定1年ごと❌ 6か月ごと

この科目の問題を解いてみませんか?

要点を覚えたら、過去問で実力チェック。7日間無料。

7日無料で今日の3問を始める →

クレジットカード不要